業務案内|熊本 九州 FRP内面ライニング
地下タンク検査
危険物施設からの危険物の流出事故件数は、増加傾向にあり、原因のうち最も多いものは「腐食・劣化」となっています。
特に、目視等では確認できない地下埋設部分からの流出が大半を占めており、腐食や劣化の状況を容易に発見することができません。
地下タンクや埋設配管からの流出事故を早期発見するために、定期的に漏れの点検を実施することが義務付けられています。
地下タンク定期点検(漏れの点検)について
地下貯蔵タンク又は地下埋設配管を有する危険物施設においては、原則 1 年に 1 回以上、
漏れの点検を実施しなければなりません。
但し、一定条件(在庫管理に係る計画の届出等)に該当する場合は、この点検実施周期を
3 年に 1 回とすることができます。(※要消防署への届出)
点検の範囲
地下貯蔵タンク・地下埋設配管の危険物に接する全ての部分について漏れの点検が必要です。
1.地下貯蔵タンク:地下貯蔵タンクの最高液面より下部
2.FRP 外殻
3.地下埋設配管:通常の使用形態により危険物と接する部分
(注入管や送油管等のうち地下タンクに存する部分は除く。)
弊社は、全国危険物安全協会の地下タンク等点検事業者〔地(3)第43011号〕として登録されております。
20 年に渡る実績で、危険箇所の報告や事故予防の御提案等、お客様の立場にたった点検を心掛けております。
※ その他タンクローリー検査、計量機流量検定等もご相談下さい。
地下タンク等認定点検 事業者認定証
全国危険物安全協会により、適切な点検を実施できる体制であることを
認定いただいております。
⇒ 全国危険物安全協会「定期点検事業者の認定について」
一部抜粋
地下タンク等及び移動貯蔵タンクの定期点検をより一層適正に推進していくためには、確実に維持管理された点検資器材や点検技術を有する点検技術者が必要であり、また点検実施時における事故防止のために安全対策の徹底を図る必要があります。
タンク清掃
燃料を貯蔵したタンク及び配管を使用していると、タンク底部にスラッジ(錆や油分、水分等の汚泥)が蓄積します。タンクの底部が、スラッジに含まれる水分と接触することで腐食劣化し、漏洩事故に繋がります。
蓄積したスラッジを放置していると、計量機のフィルターやドレンの詰まり、ポンプ等機器の故障、ボイラーの不着火、さらにはお客様に不良油を販売しかねません。このような事故を予防するためにも、定期的に地下タンクの清掃を実施し、スラッジを除去することが大変重要だと言えます。
さらには、地下タンクや関連設備の寿命を延ばす一番低コストな方法です。
ご相談・ご見積など随時電話・メール・FAXにて承っておりますので、お気軽にご連絡くださいませ。
循環式タンククリーニング
ガソリンスタンドに設置されているような点検口(侵入口)のない地下タンクは作業員がタンク内で清掃することができないため、循環式タンククリーニングを行っております。この方法は、タンク上部配管口よりパイプ等で油と一緒にスラッジ等不純物を吸上げ、専用のフィルターを通し濾過した油を地下タンクへ戻します。
循環式タンククリーニングは、低コストですがスラッジ等不純物を、完全に除去することはできません。
侵入式タンククリーニング
タンク上部に点検口(侵入口)がある場合は、作業員がタンク内部で清掃する侵入式タンククリーニングを行います。この方法は、地下タンク底部の不純物(スラッジ等)を完全に除去し高圧洗浄機にて洗浄後、拭きあげまで丁寧に行います。併せて、タンクの板厚測定や目視による腐食孔のチェック等、御使用タンクの診断をすることが可能です。容量の大きい地下タンク、地上タンクのクリーニングも請け賜っております。
地下タンクFRPライニング
危険物施設における地下タンクの漏洩事故原因として大半を占めるのが、腐食・劣化等によるものです。近年、こういった原因の防止対策として、地下タンク FRP 内面ライニング施工法が実用化されてきております。
消防法の改正に伴い「既設の地下タンクの設置年数・塗覆装の種類・設計板厚などから腐食のおそれが(特に)高いとされるものについて、腐食防止の為のコーティング等、流出事故防止対策が義務付け」と定められております。(平成23年2月1日より施行)その中で、猶予期間が設けられており、「腐食のおそれが特に高いもの、又は腐食のおそれが高いもの」に該当するタンクについては措置を講ずる必要があります。更に FRP ライニング施工実施後、10 年以内に行う開放点検についてもシート自体の透明度が高いため、タンク地肌を目視点検にて行うことができるといった優れたメリットもあります。
弊社は全国危険物安全協会が定める地下タンクFRPライニング施工認定業者〔(2)第 4302 号 総合〕として、現場管理・施工全ての業務を行い、地下タンクの腐食・劣化などに対して不安・お困りのお客さまにこれからも安心して地下タンクを使用していただける為のサービス・施工を御提案致します。
さらに毎年ガソリンスタンドの FRP 内面ライニングは、国から補助金が出ます。(一部条件有り)
煩わしい書類作成や申請や所轄の消防等への対応も代行してお引き受け致します。
御相談・御見積など随時電話・メール・FAXにて承っておりますので、お気軽にご連絡くださいませ。
鋼製地下タンクFRP内面ライニング 事業者認定証
全国危険物安全協会により、適切な点検を実施できる体制であることを認定いただいております。
⇒ 全国危険物安全協会「FRPライニング事業者認定制度」
一部抜粋
全国危険物安全協会では、平成 19 年から FRP 内面ライニング工事の適正、かつ、安全な施工の確保を図るため FRP 内面ライニング事業者認定制度を設け、FRP 内面ライニング施工事業者の認定及び FRP 内面ライニング実施タンク毎の評価を行っております。
工事業務
特殊工事(危険物施設の新規工事、メンテナンス)
地下タンクや配管からの油漏洩事故の増加に伴い、一重殻タンクから二重殻タンクへのタンクの入れ替えや、埋設タンクを廃止し新しく地上タンクを設置したいとの相談も増えております。また地上タンク、キャノピーの防錆塗装、コンクリート土間の全面補修、クラック補修も承っております。
危険物施設の新規工事から、既存施設の部分メンテナンスまで全てのご依頼に対応できますよう準備致しておりますのでご相談下さいませ。
解体工事
ガソリンスタンドからの漏洩は、タンクや配管からの漏洩以外に、給油中のこぼれや廃油の処理によるものなど人為的な漏洩も数多くみられます。
解体時そのような汚染が放置されるなどして、汚染範囲が拡大してしまう可能性も十分にあるため、危険物取扱施設の解体は、油や土壌汚染に関する知識が必要となります。
さらに、解体中の重機からの油漏れや配管内の残油漏れ・図面に記載されていない埋設物からの油漏れ等予期せぬ事態が考えられ、油吸着マットや油処理剤、オイルフェンス等の備えが必要となります。
もしもの時に対応が早く適切な対策をとれば、被害は小さく、コストを抑えることができますが、油や土壌汚染の知識がなく油汚染を放置してしまうなど、対応次第で被害は拡大します。
弊社は、一級土木施工管理技士・土壌環境保全士による現場管理で、安全で安心な解体工事を行っています。
さらに本年度(平成26年度)のガソリンスタンドの解体工事は、国から補助金が出ます。(一部条件有り)
煩わしい書類作成や申請や所轄の消防等への対応も代行してお引き受け致します。
御相談・御見積など随時電話・メール・FAXにて承っておりますので、お気軽にご連絡くださいませ。